中國航空集団(以下「中航集団」)と中國駐東京観光事務処が共同主催した貧困層支援活動に関する大型PRイベント「エアチャイナ中國の旅 內モンゴルで會いましょう」が23日夜、中國駐日本國大使館で行われた??足C佑中國駐日本大使、中航集団の曹建雄副総裁、中國駐日本大使館の宋耀明経済商務公使、中國國際航空股フン有限公司(フンはにんべんに分、以下「國航」)商務委員會の黃波主任、國航日本支社の馮力支社長、在日中國企業協會の王家馴會長と協會會員企業関係者、業界専門家、主流メディア関係者、旅行社など関連業界関係者など130人以上が參加した。人民網が伝えた。
2013年に內蒙古(モンゴル)自治區のソニド右旗と正式に一対一の貧困層援助関係を結んで以來、中航集団は多くの力を注ぎ、援助をしっかりと確実に実行してきた。ソニド右旗の34の貧困村は全て貧困から脫卻し、正式に貧困県?旗のリストから除外され、貧困脫卻の難関攻略が喜ばしい進展を遂げた。今回の日本でのPRイベントでは、同社が一対一の貧困層支援活動を展開している內蒙古自治區を重點として、內蒙古の世界に向けたPR映像を上映し、馬頭琴や蒙古「長調」、ホーミーなど無形文化遺産に指定されている蕓術のパフォーマンスを披露し、支援対象地域の各種資源をPRした。
孔鉉佑大使は挨拶の中で、「本日、大使館で開催された『エアチャイナ中國の旅 內モンゴルで會いましょう』イベントには、中國の有名大型國有企業である中航集団を通して、政府に対する責任感と國に対する思いが十分に體現されていた。今年は中日就航45周年に當たり、大使館がこの歴史的な瞬間に立ち會い、特に中國國際航空が1988年の創設以來、數々の苦労を経て今日のような有名大型企業へと成長し、自身の社會的責任を常に忘れず、國に対する思いを內蒙古自治區の発展に注ぎ込んでいることを目にすることができ、非常に光栄だ」と述べた??状笫工献钺幛?、「內蒙古に行って初めて空の広さを知り、人がどれほど小さいかを知ることができる。今回のイベントを通じて、さらに多くの人が內蒙古を訪れ、『天は蒼蒼、野は茫茫、風吹き草低(た)れて牛羊見(あら)わる』壯麗な景観を體感することを願っている」とした。
中航集団の曹建雄副総裁は挨拶の中で、「ターゲットをしぼった貧困層支援は『小康社會(ややゆとりのある社會)』全面的実現のために必ず打ち勝たなければならない三大難関攻略戦の一つだ。中航集団は斷固たる態度で黨中央と國務院の政策配置を貫徹?実行し、貧困脫卻難関攻略における中央企業(中央政府直屬の國有企業)としての政治的責任感と國に対する思いをはっきりと示している」と述べた。
イベント會場で、曹副総裁はゲストに対し、おいしい牛や羊の肉、かぐわし香りのミルクティー、風味豊かな馬乳酒など內蒙古の美食を紹介した。しかし內蒙古の魅力は自然と美食だけではない。曹副総裁は、「馬頭琴やホーミー、長調などは國連教育科學文化機関(ユネスコ)の『人類の口承及び無形遺産の傑作』に指定されており、內蒙古の人々が継承する比類なくすばらしい音楽蕓術だ」と紹介した。
日本の阪急交通社の中西靖典本部長も挨拶を述べ、「長年にわたって多くの日本人観光客が中國を訪れ、自然景観や歴史、文化遺産を鑑賞し、各地のグルメを味わい、中國の魅力を體感している。特に2010年の上海萬博では、その期間だけで計20萬人が中國を訪れた。両國の長年にわたる交流において、中國國際航空の支援は欠かせないものだ」と語った。
現在、國航は內蒙古自治區內で、呼和浩特(フフホト)、包頭、赤峰、ハイラル、バヤンノール、オルドス、通遼、烏海、ウランチャブ、シリンホト、ウランホトなど11都市との間に航空路線を就航させている。北京や上海、天津、広州、成都、武漢などから內蒙古自治區內への航空路線は30路線以上にも達し、現地の人々の移動に極めて大きな便宜を図り、航空産業を通じて現地社會や経済、文化の発展に貢獻している。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年8月26日