(資料寫真、撮影?王中挙)
河南省の嵩山少林寺は13日、「日本少林寺拳法連盟帰山40周年記念イベント」を開いた。日本少林寺拳法連盟の創始者である宗道臣氏の娘である宗由貴さんら一行60人が少林寺を訪れ、少林寺の釈永信住職とともに墓塔が立ち並ぶ同寺の塔林で桜の木の記念植樹を行い、40年間に及ぶ雙方の友情を確かめ合うとともに、中日友好のシンボルとなる樹がすくすくと成長するよう祈願した。中國新聞社が伝えた。
少林寺と日本少林寺拳法連盟の付き合いは長い。日本の少林寺拳法は、中國少林寺の少林寺拳法に源を発しており、連盟は少林寺を「祖の庭」、「心のふるさと」ととらえている。
釈住職は、「宗道臣氏が1979年に少林寺へ帰山してから40年の歳月が流れた。日本少林寺拳法連盟は、幾度となく、少林寺の復興?再建に出資?支援し、少林希望小學校の設立に盡力してくれた。特に、映畫『少林寺』の撮影において、宗道臣氏は多大な支援をしてくれた」と紹介した。
宗由貴さんは、挨拶に立ち、「40年前、私は父親の宗道臣に隨行して少林寺を訪れ、寺院全體が荒れ果てた様子だったのを眼にしたことを覚えている。40年たった今、少林寺は再び隆盛を迎え、観音殿の両側の壁畫もかつての美しさそのままに復元された。これは非常にすごいこと。日中関係も今後ますます良くなっていくことを切に願っている」とした。
中日友好協會の朱丹副秘書長は、「中日友好の根は民間にある。少林寺と日本少林寺拳法連盟の縁は半世紀前に遡り、深い友情関係が続いており、良好な中日関係の発展に貢獻してきた。雙方がこれからも、良好な文化交流を維持し、中日友好の民間使者であり続けることを願っている」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年6月14日