第9回中日韓外相會談が21日に北京で開かれた。複雑に入り組んだ現在の國際?地域情勢を前に、3年ぶりに開かれた中日韓外相會談は上層部政治交流の推進、多國間主義の共同提唱、実務協(xié)力の促進など各面で共通認識を形成したほか、「『三か國+X』協(xié)力に関するコンセプト?ペーパー」を採択した。中國新聞社が伝えた。
「今回の中日韓外相會談は協(xié)力を通じて地域の安定的発展に『確定的要素』を増やした他、意思疎通を通じて今後の中日韓実務協(xié)力の方向性を明らかにした」と、國際問題の専門家らは指摘する。
■上層部政治交流をさらに推進
公式発表によると、今回の中日韓外相會談の重要議題の一つは近く開かれる第8回中日韓サミットの準備だった。2008年の開始以來、サミットは二國間関係の問題のために過去2回中斷した。日韓が貿易紛爭を抱える現在、第8回サミットが予定通りに開催されるかどうかは外部の憶測を呼んだ。
中國の王毅國務委員兼外交部長(外相)は21日、中日韓外相會談の成果を説明した際「三か國は協(xié)力の一層の深化について重要な共通認識にいたるとともに、第8回サミットに向けて真剣な政治的準備を仕上げた」と指摘した。