習近平國家主席は12日からキルギスとタジキスタンを國賓訪問し、上海協力機構(SCO)加盟國首脳理事會第19回會議とアジア相互協力信頼醸成措置會議(CICA)第5回サミットにも出席する。本月上旬の訪露に続く、周辺國に対する重要な外交活動だ。今回の訪問について専門家は、二國間と多國間を結合した、豊富で忙しい日程であり、中國と訪問國との関係の深化、「一帯一路」の質の高い発展の推進、新たな出発點におけるSCO及びCICA協力の計畫策定にとって重要な意義があると指摘する。新華社が伝えた。
■キーワード1:首脳外交――両國関係の新たな計畫を策定
訪問期間中、習主席はキルギスのジェエンベコフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領と行う國の公式行事に出席し、中國と両國の包括的な戦略的パートナーシップの將來の発展について、両大統領と新たな計畫や方針をまとめる。
首脳外交は二國間関係の発展を戦略的にリードする役割を果していると専門家は指摘する。習主席は今回の訪問によって中國と両國の関係の政治的な基礎をさらに固め、中國と両國の関係が新たな情勢下で新たな段階へ上がるようリードする。
■キーワード2:「一帯一路」――互恵協力の新たな青寫真を描く
習主席は2013年の中央アジア訪問時にシルクロード経済ベルトの共同建設を提唱した。近年、中央アジア地域の「一帯一路」共同建設は凄まじい勢いで進み、地域のインフラ改善、國の発展、人々の生活の幸福に重要な役割を果している。
習主席は今回の中央アジア歴訪で、中國とキルギス、タジキスタン両國との「一帯一路」共同建設協力に「力の及ぶ限りの貢獻をし」、高水準の政治的相互信頼をさらに多くの確かな協力の成果に変えると分析される。