習近平國家主席は5日、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)とモスクワのクレムリン宮殿で會談した。両國首脳は國交樹立後70年間の両國関係の発展を高く評価。善隣友好と協(xié)力?ウィンウィンの理念を堅持し、新時代の包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップを発展させ、両國関係をさらに高い水準に引き上げ、両國民及び世界の人々により良く恩恵をもたらす考えで一致した。新華社が伝えた。
習主席は「中露國交樹立から今年で70年になる。70年は節(jié)目であり、新たな出発點でもある。過去百年間なかった世界情勢の大変動の中で、中露は両國民及び國際社會のさらに大きな期待を擔っている。中國側(cè)はロシア側(cè)と連攜して努力し、両國の高水準の政治的関係による積極的効果を拡大し続け、両國民が雙方の協(xié)力でさらに多くの獲得感を得られるようにし、國際問題で『中露の案』をさらに多く提出することを望んでいる。今日、私とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は2つの重要な聲明に署名した。1つは新時代の包括的?戦略的協(xié)力パートナーシップの発展を宣言し、両國の國交樹立70周年という重要な年において二國間関係に新たな位置付けと內(nèi)包を與えるものだ。もう1つは世界の戦略的安定性を共同で維持すると表明し、中露の責任感と戦略的協(xié)力の積極的効果を體現(xiàn)するものであり、これは現(xiàn)在において特殊で重要な意義を持つ」と指摘。
「現(xiàn)在世界は不安定性と不確定性が高まっている。中露関係の強化は歴史の要請であり、雙方の確固として揺るぎない戦略選択だ。両國の経済貿(mào)易協(xié)力の全面的な質(zhì)的向上と高度化を促進し、戦略的大型プロジェクトや新興分野での両國協(xié)力の同時的発展を推進し、経済貿(mào)易、投資、エネルギー、科學技術(shù)、航空宇宙、コネクティビティ、農(nóng)業(yè)、金融、地方分野の協(xié)力を強化する必要がある。『一帯一路』共同建設(shè)とユーラシア経済連合の連攜協(xié)力を積極的に推進し、地域統(tǒng)合と地域経済の融合発展の促進に盡力する必要がある。人的?文化的交流を強化し、2020~21年の中露科學技術(shù)革新年行事計畫をしっかりとまとめる必要がある。中露は國連安保理常任理事國として引き続き國際社會と共に、國連を中心とし、國際法に基づく國際體制を斷固として守り、多角的貿(mào)易體制を維持し、複雑に入り組む國際情勢に強大なプラスのエネルギーを注入し、人類運命共同體の構(gòu)築に新たな貢獻をする」と述べた。
プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は「複雑で変化に富む現(xiàn)在の國際情勢の下、習主席による今回の訪露は重大な意義を持ち、新時代の露中関係の発展に強大な推進力を與えるものだ。露中両國は引き続き重大な國際?地域問題で調(diào)整と協(xié)力を強化し、一國主義と保護主義のもたらす試練に共同で対処し、世界の平和と安定を守る必要がある。ロシア側(cè)は中國と経済貿(mào)易、農(nóng)業(yè)、金融、科學技術(shù)、環(huán)境保護、通信、インフラ整備分野での協(xié)力の深化、地方交流の強化、教育、文化、観光など人的?文化的交流の増進に盡力する。中國側(cè)に十分な石油?天然ガスエネルギーを提供し、大豆など農(nóng)産物の対中輸出を拡大し、ユーラシア経済連合と『一帯一路』の連攜を加速したい」と表明した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月6日