左の中國ドラマのタイトルと、右側の日本語版のサブタイトルを、線でつなげてみよう。いくつ正解できるだろうか?
答えは、1-D 2-C 3-A 4-B 5-H 6-K 7-G 8-J 9-E 10-F 11-I。
中國ドラマ「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」の日本語予告動畫が中國のネット上で話題になっている。日本語版のDVDが11月2日より順次リリースされる予定で、動畫ではこのドラマを「豪華絢爛 本格宮廷愛憎劇」と紹介している。
ネットユーザーがまとめたところ、「如懿伝」だけでなく、「瑯琊榜 ?麒麟の才子、風雲起こす?」や「瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」(中國語原題「延禧攻略」)、「花千骨(はなせんこつ)~舞い散る運命、永遠の誓い~」など、別の中國ドラマの日本語タイトルも「とても日本っぽく」なっている。やたらと長く、まるで「中二病」のような大仰なタイトルは、中國のドラマのタイトルの付け方とは大きく異なる。では、中國ドラマの日本語タイトルはなぜこんなに獨特なのだろう?
長いサブタイトルを付けて內容を説明
日本語タイトルがとても長くなる主な原因は、タイトルの橫のサブタイトルが長いからだろう。中國ドラマだけでなく日本のドラマも同じで、戸田恵梨香が主演の「SPEC」も、サブタイトルが「警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」でとても長い。また、現在放送中のテレビ東京のドラマ「リーガル?ハート」にも、「いのちの再建弁護士」というサブタイトル」が付いている。
日本の腳本家の多くは、自分が腳本を手掛けたドラマにサブタイトルを加えることを好む。サブタイトルは、そのドラマの主な內容を説明している。例えば、上記に取り上げたいくつかのドラマは、タイトルだけでは、日本の視聴者が見ても、海外の視聴者が見ても、どんな內容のドラマか分からないため、サブタイトルを加えて対処している。日本で放送される中國の時代ドラマのほとんどの日本語タイトルには、日本の視聴者が理解しやすいようにサブタイトルが付け加えられている。