19日午後、ラオスの首都?ビエンチャンからルアンパバーン郡に向かっていた中國人観光客44人を乗せた大型観光バスが転落事故を起こし、多數の死傷者が出ている。
在ラオス中國大使館が発表した情報によると、20日午前9時の時點で、中國人観光客44人のうち13人が死亡したことが確認され、殘りの31人も負傷した。
負傷者はルアンパバーン郡に搬送され、宿泊施設に滯在しているか、病院で治療を受けている。
ラオス滯在中の中國軍醫療チーム「平和列車」が救急活動に參加
ラオスで現在、中國とラオスの軍隊の「平和列車-2019」人道主義醫學救援合同訓練及び醫療サービス活動に參加している中國人民解放軍の醫療チームが20日、薬品や物資を攜えて、中國軍のヘリコプターでルアンパバーン郡に入り、事故に遭った中國人観光客の救急活動に當たっている。
「平和列車」の醫療チームは同日、10人のメンバーからなるチーム2チームをルアンパバーン郡に派遣し、負傷した中國人観光客の手當てを行っている。1チームはリーダー1人、軍醫6人、看護師3人から構成されている。今回の事故の狀況に合わせて、派遣された醫師には心臓外科、心臓內科、呼吸重癥、整骨科、一般外科、神経內科などの醫師が含まれている。1チームは中國の救援用ヘリコプター「直-8G」で、もう1チームはラオスのプロペラ機「MA60」で現地に向かった。
事故発生後、在ラオス中國大使館と在ルアンパバーン中國総領事館はすぐに緊急時対応メカニズムを発動し、ラオス側の軍や警察、醫療機関と協力して救急活動を展開している。一部の中國系企業や領事館の関係者などもボランティアと協力し、現地に飲料水や食品を屆けている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月22日