蔡奇氏が中共代表団を率いて訪日

蔡奇?中共中央政治局委員（北京市黨委員會書記）は自民?公明両黨の招待を受けて中國共産黨代表団を率いて6～9日に訪日し、自民黨の二階俊博幹事長、公明黨の山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長とそれぞれ會談した。新華社が伝えた。

蔡氏は「現(xiàn)在中日関係は正常な軌道に戻り、積極的な発展の勢いを示している。われわれは日本側(cè)と共に習(xí)近平國家主席と日本側(cè)指導(dǎo)者の重要な共通認(rèn)識をしっかりと実行に移し、上層部交流を強(qiáng)化し、政治的相互信頼を増進(jìn)し、民意の絆を深め、政黨、地方、五輪などの分野で交流と協(xié)力を緊密化し、両國関係の新たな將來を共に切り開きたい」とした。

また、中米経済貿(mào)易摩擦に対する中國側(cè)の立場を紹介し、「中日は意思疎通と調(diào)整を強(qiáng)化し、保護(hù)主義と一國主義の挑戦に共同で対処し、開放型世界経済の構(gòu)築を推進(jìn)し、アジアと世界の発展?繁栄の促進(jìn)に重要な貢獻(xiàn)をするべきだ」と述べた。

日本側(cè)は、G20大阪サミットへの習(xí)主席の出席を非常に重視していると表明。これを契機(jī)に自由貿(mào)易の促進(jìn)などの面で積極的な成果を上げ、両國関係を新たな段階へ押し上げたい考えを示した。また「政黨、地方、五輪、青少年など各分野で引き続き中國側(cè)と交流や協(xié)力を深め、日中関係の改善と発展に新たな弾みをつけたい」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月10日