ここ數年、「フレキシブルワーク」の道を探求する若者が増え続けている。會社に行ってタイムカードを押さなくていい「新しい職業」に従事する人々は今、どんな生活をしているのだろうか。「フレキシブルワーク」が長期的に発展するにはどうしたらよいだろうか。「中國青年報」が伝えた。
若者は自分のためにライフスタイルを「オーダーメイド」
中國人民政治協商會議(全國政協)委員を務める中國作家協會の白庚勝副會長は、「新しい技術が開発されて、私たちの雇用問題解決に向けて新たな可能性が広がった。インターネット、人工知能(AI)、ビッグデータ、ハイテクなどが、私たちの雇用の可能性を大きく広げ、私たちの生存能力を高めた」との見方を示した。
北京師範大學珠海分校教育學院の高艶準教授は、「上の世代の雇用狀況といえば『人が職場に適応し、職場に合わせる』というもので、1つの職場?1つの職種で一生働くことができたが、こうした『職場適応論』は今の発展狀況にはあまり合わなくなった」と述べた。
高氏は、「時代が今日の若者にチャンスを與え、若者はオーダーメイドのように自分のためにオリジナルのライフスタイルを作るようになった。たとえば、これまでの時代の雇用といえば『10タイプの間取りのモデルルームから1つを選ぶ』ようなものだったが、今の若者の雇用に対する理念は『自分の家は自分で作る』で、若者は自分らしい生活モデルを構築するチャンスを與えられている」とした。
「新職業」に従事する數人の若者が言及したのは、趣味が職業選択で重要なきっかけになったこと、またストレスを受け入れようとする時の精神的支柱になったことだ。
動畫サイト「bilibili」(ビリビリ)で動畫をアップする「才疎學淺的才淺」さんは、2021年4月、三星堆遺跡から出土した黃金仮面の製造工程を手作業で再現した動畫をアップすると、あっという間にネットの人気者になった。8月には同じく三星堆で発見された金の杖でも再現を試みた。
昔から手を動かして作業をするのが好きだったという「才疎學淺的才淺」さんは、2017年に大學に入ると、大勢の投稿者がビリビリで趣味を共有して楽しんでいるのを見た。余暇時間がたくさんあったので、獨學で動畫の編集と撮影を學び、作業のプロセスを記録してオンラインで発信した。
「才疎學淺的才淺」さんは大學卒業後、単身で上海に行き、プロの動畫発信者になった?!甘证亲鳂Iすることへの情熱が、ぼくに夢を追いかける勇気をくれた」という。