國家発展改革委員會の連維良副主任は7日に國務院新聞弁公室で行われた記者會見で外國メディアからの質(zhì)問に答える中で、「最近のロシア?ウクライナ紛爭の激化は、世界エネルギー市場に打撃を與え、國際市場では原油価格や天然ガス価格がさらに上昇している。中國は原油と天然ガスを海外で調(diào)達する割合が高いため、影響を受けることは確実で、客観的に見て輸入コストは上昇するだろう。しかし全體として影響はコントロール可能だ」と述べた。
連氏は、「中國はエネルギー消費大國であり、同時にエネルギー生産大國でもある。そのためエネルギー供給は全體として見れば保証されている」と述べた。
連氏の説明によると、中國の原油?天然ガス輸入は輸入先が多様化している上、長期契約の占める割合が高く、各方面が契約を履行しさえすれば、輸入は全體として安定を保つことができるという。
同時に、中國は目下、再生可能エネルギーの質(zhì)の高い発展の推進に力を入れ、再生可能エネルギーによる代替の実施を加速しており、クリーンエネルギーが急速に増加すれば、効果的なリスクヘッジとなり外部からの影響を緩和することにもなるという。
連氏は、「過去1年間に、中國のエネルギー総消費量のうち、クリーンエネルギーの占める割合は1.2ポイント上昇し、過去1年間の全國の発電総量のうち、風力発電と太陽光発電の占める割合が合わせて2.2ポイント上昇した」と述べた。
同委の何立峰主任は5日に全國両會(全國人民代表大會?中國人民政治協(xié)商會議)の「部長通路」で取材に答える中で、「私たちは砂漠、ゴビ砂漠、巖石砂漠に4.5億キロワット規(guī)模の大型風力発電?太陽光発電基地を建設する計畫を立てており、実現(xiàn)すれば中國の史上最大規(guī)模のものになる」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月8日