香港高裁の18日の判決に全人代常務(wù)委員會法制活動委員會が談話

全國人民代表大會（全人代）常務(wù)委員會法制活動委員會の臧鉄偉報(bào)道官は19日、香港特別行政區(qū)高等裁判所第一審法廷の先日の判決について以下の談話を発表した。新華社が伝えた。

香港特別行政區(qū)高等裁判所第一審法廷は18日に下した判決で、香港「緊急狀況規(guī)則條例」の一部條項(xiàng)は香港基本法と合致しないとの判斷を示し、當(dāng)該條項(xiàng)が無効となる結(jié)果をもたらした。一部の全人代代表はこれに強(qiáng)い不満を表明し、全人代常務(wù)委員會法制活動委員會はこれに重大な懸念を表明した。我々は、憲法と基本法は特別行政區(qū)の憲法的基礎(chǔ)を共同構(gòu)成すると考える。香港特別行政區(qū)の法律が香港基本法と合致するか否かは、全人代常務(wù)委員會のみが判斷と決定を行うことができるのであり、他のいかなる機(jī)関にも判斷と決定を行う権限はない。香港基本法第8條の規(guī)定に基づき、「緊急狀況規(guī)則條例」を含む香港の既存の法律は、香港基本法に抵觸する、あるいは香港特別行政區(qū)立法機(jī)関による改正を経たものを除き、留保される。1997年2月23日、第8期全人代常務(wù)委員會第24回會議の行った「『中華人民共和國香港特別行政區(qū)基本法』第160條に基づく香港の既存の法律の取り扱いに関する全國人民代表大會常務(wù)委員會の決定」により、すでに「緊急狀況規(guī)則條例」は香港特別行政區(qū)の法律として採用されている。従って同條例は香港基本法に合致するのだ。香港特別行政區(qū)高等裁判所第一審法廷による當(dāng)該判決の內(nèi)容は香港特別行政區(qū)の行政長官及び政府が法に基づき有すべき統(tǒng)治権を深刻に弱めるものであり、香港基本法と全國人民代表大會常務(wù)委員會の當(dāng)該決定の規(guī)定と合致しない。我々は現(xiàn)在、全國人民代表大會代表の提出した意見と提言を検討している。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月19日