習近平國家主席は13日にブラジリアで行われたBRICSビジネスフォーラムの閉幕式で演説を行った。新華社が伝えた。
習主席は「ここしばらく世界情勢には再び多くの新たな変化が生じており、チャンスに満ちていると同時に、試練も少なからずある。新たな科學技術革命と産業変革の原動力が次第に発揮されるようになり、生産力の進歩と経済?社會発展に新天地が切り開かれた。同時に、保護主義と覇権主義が流れに逆らって行動を起こし、國際貿易?投資に打撃を與え、世界経済の下押し圧力を激化させている。企業に自信があれば、市場は活気づく。各國のビジネス界がチャンスを捉え、試練に対処し、引き続き各自の強みを発揮して、BRICS経済協力に積極的に參加し、これを後押しし、BRICSで積極的に投資し、事業を興し、成長促進と雇用創出に確かな貢獻をすることを希望する」と表明。
「BRICS新産業革命パートナーシップは次の段階のBRICS経済協力の重要な足がかりだ。企業協力と新産業革命パートナーシップを結びつけ、イノベーション、デジタル経済、グリーン経済などの分野で注目される成果をさらに多く挙げることを目指し、5か國経済の質の高い発展に推進力を與える必要がある」とした。
「中國の発展は世界のチャンスだ。未來に向かって、対外開放の拡大という中國の決意に変わりはなく、長期的好転という中國経済の趨勢に変わりはない。我々はさらに市場を開放し、輸入を拡大し、ビジネス環境を改善し続け、企業の発展のためにより良い環境を創出する。『一帯一路』共同建設はすでに質の高い発展という新たな段階に入った。実業家達がチャンスを捉え、積極的に參加し、協力の成果をさらに多く収めることを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月14日