習近平國家主席は現地時間13日、ロシアのプーチン大統領とブラジリアで會談した。習主席は「今年は中露関係にとって、従來の事業を受け継ぎ將來の発展に道を開く重要な年だ。雙方は引き続き共に努力して、國際情勢の発展?変化と結びつけ、各自の國家発展と雙方協力のニーズに基づき、開拓革新し、中露関係が高い水準で前向きかつ健全な発展の勢いを保つ後押しをし、新たな成果を挙げ続け、より良く両國民に幸福をもたらし、地域及び世界に恩恵を及ぼす必要がある」と指摘した。新華社が伝えた。
「現在國際情勢には引き続き深く複雑な変化が生じており、不安定化要因と不確定要素が増えている。中露は戦略的協力を緊密化し、連攜して國際関係の基本準則を維持し、一國主義と覇権行為に反対し、他國への干渉に反対し、各自の主権と安全を守り、公平かつ公正な國際環境を共に築く必要がある」と強調した。
習主席はまた「先日閉幕した第2回中國國際輸入博覧會で、ロシア側出展企業の成約高は前回比74%増加した。二國間貿易の規模を拡大し続ける必要がある。中露東ライン天然ガスパイプラインが近く開通する。エネルギー分野で両國の戦略的大型プロジェクトがさらに多く立ち上げられ、発展することを期待する。『一帯一路』イニシアティブとユーラシア経済連合の連攜が絶えず新たな進展を得る後押しをする必要がある」と強調。
「今回のBRICS首脳會議は國際構造の変化とグローバル?ガバナンスの変革における非常に重要な時期に開催される。中露は共同で各國の団結?協力の強化を後押しし、多國間主義の堅持、多角的貿易體制の維持というBRICSの前向きなメッセージを発する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月14日