中國海軍の程徳偉報道官は「中國の2隻目の空母が17日、順調に臺灣海峽を通過し、南中國海海域で科學研究試験と通常の訓練を実施した。今回國産空母が海域を跨いで試験と訓練を実施したのは、空母の建造プロセスにおける正常な手配であり、いかなる特定の目標も念頭に置いておらず、現在の情勢とは関係がない」と説明した。
外交部(外務省)の耿爽報道官は18日の定例記者會見で「17日に中國の空母艦隊が臺灣海峽を通過し、米國と日本の軍艦が追尾した。中國艦隊の今回の通過は何が目的か。中國側はこれについて日本側または米側と意思疎通や協力をしたか」との質問に、「これは中國艦隊が自國領域內において行う正常な通常の訓練だ。私はまた、中國側のこの活動が國際法及び國際的慣行に合致するということを指摘する必要がある。我々は関係方面に対して、中國側の正常な軍事行動を妨害するあらゆる行為を止めるよう要求する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月19日