中國外交部(外務省)の耿爽報道官は10月31日、「インド政府が正式に成立を発表したいわゆる『ジャンムー?カシミール中央直轄區』と『ラダック中央直轄區』が一部の中國の領土をインドの行政管轄範囲に組み入れたことに対し、中國は強い不満と斷固たる反対を表明する」と述べた。
耿報道官は同日の定例記者會見で、「インドは一方的に國內の法律と行政區畫を変更する形で、中國の主権権益に挑戦をつきつけた。こうしたやり方は違法かつ無効であり、同地域が中國の実効支配下にある事実を変えることはできず、いかなる効力も生じない」と述べた。
また耿報道官は、「インドは中國の領土主権をしっかり尊重し、雙方が合意した関連協定を遵守し、実際の行動で中印國境地域の平和と安寧を守り、両國が國境問題を適切に解決するために有利な條件を作り出すべきだ」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年11月1日