もちろん、基地局の放射能は客観的に存在している。しかし5G基地局と4G基地局と発射の仕事率の標準は同じで、國家標準は「1平方センチメートルあたり40ミリワット以下」だ。この放射能は家電に比べれば微々たるものであり、ドライヤーや電磁調理器の使用時の放射能にも及ばない。加えて、通信キャリアは基地局を設置する際、電波の重ね合わせの問題を考慮しており、実際の発射の周波數は國家基準を大幅に下回る。
▽5G基地局は密度がより高いので、放射能もより強いのか?
電波の狀態がよくないと、攜帯電話は自分側の発射の仕事率を持続的に引き上げるので、この時は強度が高くなる。5G基地局が密集していれば、攜帯電話はよりスムーズに基地局から発射された電波を受信できるようになり、電波の狀態がよければよいほど、ユーザーが実際に浴びる放射能は弱くなる。
5Gネットワークは周波數帯が高い一方、基地局のカバー範囲が相対的に小さいため、5Gの高速とカバー範囲の広さというニーズを保証しようとすれば、基地局の數は4Gよりもかなり多くなる。今後、5G電波は遠く隔たった信號塔ではなく、身近にある街路燈や電柱に設置された超小型基地局が伝えることになる。
▽5G電波は健康被害を引き起こすか?
5G電波は非電離放射線で、そのエネルギーは物質の分子中の原子をわずかに移動させるか振動させるだけで、原子を電離させることはできないので、DNAを破壊してがんを引き起こすことはない。中國の國家標準は厳格で、放射能の健康被害を心配する必要はまったくない。
ネットには「5G電波は人體に影響がある」との聲があふれる。「5Gは心臓のリズムを亂し、遺伝子発現が変化し、ひどい場合はDNAを損ない、がんを引き起こす」というのだ。