中國工業?情報化部(省)は6日、中國電信、中國移動、中國聯通、中國広電に5G商用化の営業許可証を発行し、中國は5G商用化元年に突入した。
5G商用化の許可証発行は私たちにとって何を意味するか。5Gの料金は高くなるか。4Gはどうなるか。攜帯電話を買い換えなければだめか。
▽真っ先に「羽ばたく」のはどの分野か
5Gネットワークは超高速、低遅延とよく言われるが、実際にどれくらい快適なのか。結果が早くわかるとみられるのは次の分野だ。
(1) 超高精細動畫をたくさん楽しめる
5G時代には、720pや1080pの動畫は人前に出せるものではなくなり、動畫を見るなら4Kや8Kの超高精細動畫ということになる。動畫の畫質も解像度も數倍向上し、毎日ビジュアルの世界を楽しめるようになる。
(2)自動運転が軽々と実現
自動運転には人工知能(AI)技術と大量のインターネットデータ採取が必要で、これがなければ正常に運行できない。5Gネットワークはデータを伝送するだけでなく、解析をサポートすることもでき、最終的に機械にデータの演算処理を完了させ、自動運転を実現させる。
(3) 仮想現実が現実の中へ
5Gの超高速伝送は、仮想現実(VR)の映像體験をよりスムーズでリアルなものにするだけでなく、VRがより多くのシーンでのシミュレーションや応用に利用されるよう支援し、現実の生活、工業生産、スマート製造などで「完璧なバーチャル」が実現する。