1日、シャナハン米國防長官代行はシンガポールで開かれたアジア安全保障會議(シャングリラ?ダイアローグ)で演説した際、中米両軍関係の継続的な発展と安定を望む考えを表明した。だが臺灣地區や南中國海の問題では古臭い主張を再び持ち出し、誤った発言をした。これに中國側代表は厳正に反論した。中國中央テレビが伝えた。
邵元明?中國中央軍事委員會統合參謀部副參謀長は「臺灣地區は古來中國の不可分の一部だ?!阂护膜沃袊辉瓌tは中米関係の政治的基礎であり、國際社會の一致した共通認識でもある。臺灣地區関連の問題における最近の米側による一連のネガティブな言動は『一つの中國』原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定に違反しており、中國の主権と安全を脅かし、臺灣獨立勢力に深刻な誤ったメッセージを送り、地域の平和と安定を破壊した。中國は統一しなければならないし、必ず統一される。これは歴史の大勢であり民族の大義だ。臺灣地區を中國から分離させようとする者がいるのなら、中國軍はあらゆる代償を惜しまず、祖國の統一を斷固として守る」と表明した。
邵氏は南中國海問題についての米側の誤った発言にも反論し、「長い間、南中國海地域における各國の正常な航行及び上空飛行活動が妨げられたことはなく、南中國海の航行及び上空飛行には全く問題がない。第2に、米國は頻繁に軍用機を派遣して南中國海の中國の島?礁近接海空域に侵入し、南中國海で高頻度の接近偵察及び標的を定めた軍事演習を実施している。これは地域の平和?安定にマイナスだ。われわれが島?礁の直面する安全保障情勢に基づき必要な防御施設を配置するのは主権國家として當然の権利であり、こうした挑発行動に対する必要な反応でもある」と指摘した。
また「中國と南中國海沿岸國の共同努力の下、域內國の相互信頼は著しく強化され、南中國海情勢は全體的に安定し、好転している。地域の國々には溝を管理?コントロールし、共に平和を促進し、南中國海を平和の海、友情の海、協力の海にする意向と知恵と能力が完全にある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月3日