北京故宮博物院の単霽翔元院長は先ごろ広東省広州市の広州図書館で講演を行い、故宮には200匹以上の野良貓がいることに觸れ、「毎日のように東北から南方まで、いろいろなところからキャットフードが屆く。なかには『延禧宮の貓へ』や『慈寧宮の貓へ』というように受け取り先を指定してくる人までいて、キャットフードを受け取ったら貓と一緒に寫真を撮って送ってくれるよう頼んでくる。毎日故宮のスタッフが退勤すると、貓が時間通りやって來て後を引き継ぐ。貓たちは頑張って仕事をしているんですよ。おかげで故宮にはネズミがいない」と語った。信息時報が伝えた。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月4日