6月から八達(dá)嶺長城の入場チケット実名オンライン予約がスタート (2)

ランク別警報を発令

入場者が延べ6萬5千人を上回ると赤色警報発令

入場制限措置をスムーズかつ確実に実施するため、景勝區(qū)は3ランクの警報システムを構(gòu)築している。警報のランクは、1日あたり最適許容入場者數(shù)の60％（延べ3萬9千人）を3級、80％（延べ5萬2千人）を2級、100％（延べ6萬5千人）を1級とする。1日あたり入場者が延べ3萬9千人に達(dá)すると黃色警報が、延べ5萬2千人に達(dá)すると橙色警報が、延べ6萬5千人に達(dá)すると赤色警報が発令される。

世界文化遺産および國家5A級に指定されている八達(dá)嶺長城景勝區(qū)には、毎年數(shù)多くの観光客が訪れる。2018年だけでも、延べ990萬人以上の観光客が訪れた。観光客數(shù)が多いだけではなく、オフシーズンとオンシーズンの差が極端に激しく、休日と平日の來場者數(shù)はさらに桁違いの格差が見られる。

八達(dá)嶺長城景勝區(qū)の擔(dān)當(dāng)者は、「1日あたり來場者が多い時のプレッシャーは極めて大きい。このようなアンバランスな狀況によって、長城の文化財や観光客の安全に潛在リスクが生じる恐れがあると同時に、観光客の體験も甚だしく損なわれるだろう。したがって、入場チケットのオンライン予約販売や入場制限などの措置を講じることは、必然の成り行きといえる」とコメントした。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月30日