習近平國家主席は、4月28日に行われた2019年北京世界園蕓博覧會(北京世園會)の開幕式において重要演説を行い、「中國における生態(tài)文明建設(shè)は、『急行車線』を順調(diào)に進んでいる。空はより青く、山々の緑はより深まり、水はますます透明度が増しつつあることは、誰の目にも明らかだ」と指摘した。人民日報が伝えた。
中國では、數(shù)年前から、身の回りに美しい緑が増えてきている。最新の統(tǒng)計データによると、中國の森林率は、40年前の12%から、現(xiàn)在の22.96%にまで上昇した。また、森林蓄積量も85億立方メートル増加した。
少し前、衛(wèi)星データに基づき行われた國際的な研究が、世間の注目を集めた。この研究結(jié)果によると、2000年から2017年までに世界で新たに増加した緑化面積の約4分の1は中國であり、寄與率は世界トップに立った。國家林業(yè)?草原局の擔當者は、「世界の森林資源が減少し続けている中で、中國の森林面積と森林蓄積は『ダブル成長』を維持し、世界で森林資源の増加が最も著しい國となった」と指摘した。
中國は、數(shù)年前から、「山水林田湖草」を一體化させた生態(tài)保護?修復(fù)を展開しており、大規(guī)模な國土緑化運動を推し進め、環(huán)境品質(zhì)は新たなレベルへと飛躍し続けてきた。2018年の具體的成果は次の通り。
〇植樹?造林?播種の強化
2018年、中國における天然林資源保全事業(yè)では、27萬3千ヘクタールの造林を進め、1億3千萬ヘクタールの森林を管理?保護した。三北(東北?西北?華北)地域および長江流域など重點防護林體系プロジェクトで、80萬5千ヘクタールの造林を完了した。中國が造成した人工林の面積は世界最大となっている。
〇退耕還林?還草の強化
2018年、耕作をやめて耕地を林地に戻す「退耕還林」プロジェクトで、新たに82萬6千ヘクタールの「退耕還林還草」目標が加わり、通年で86萬9千ヘクタールの造林作業(yè)を完了し、退化した草原17萬3千ヘクタールを改良、柵で囲み緑化を進めた土地の面積は228萬ヘクタールに達した。全國で草原と確定された面積は2億ヘクタール以上となった。
〇砂漠化?砂質(zhì)化防止対策の強化
2018年、國內(nèi)249萬ヘクタールの砂漠化?荒廃した土地を整備した。新たに6ヶ所を保護區(qū)として封鎖し、封鎖保護面積は166萬ヘクタールに達した。巖石砂漠化総合整備事業(yè)により26萬3千ヘクタールの造林を?qū)g施した。全國で砂漠化?砂質(zhì)化した土地の総面積はどちらも減少し続けている。
〇重點大気汚染対策戦略として「青空を守る戦い」を全面的に推進
2018年、全國の地級市およびそれ以上の都市の大気の質(zhì)が「優(yōu)良」だった日の割合は79.3%に達した。SO2(二酸化硫黃)排出量は前年比6.7%、NOx(窒素酸化物)の排出量は同4.9%、それぞれ減少した。白い雲(yún)が浮かぶ青空や無數(shù)の星がキラキラ輝く光景は増加しつつある。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年5月28日