中國政府網は2日、「大連金普新區の設立同意に関する國務院の回答」を発表した。中國國務院は6月23日、大連金普新區の設立を許可した。大連金普新區の設立後、中國の國家級新區の數は10に増加する。これまで、上海浦東新區、天津浜海新區、重慶両江新區、浙江舟山群島新區、甘粛蘭州新區、広東南沙新區、陜西西咸新區、貴州貴安新區、青島西海岸新區の9つの新區が設立されていた。大連金普新區はまた、中國國務院が今年設立を許可した、4つ目の國家級新區だ。中國経済網が伝えた。
大連金普新區は遼寧省大連市の中南部に位置し、大連市金州區のすべての行政區域、普蘭店市の一部地區を含み、総面積は約2299平方kmに達する。中國國務院は上述した「回答」の中で、「大連金普新區の建設は、改革開放の深化にとって有利であり、沿岸経済ベルトの発展の加速をけん引し、東北地區の振興?発展を促し、北東アジア諸國との各領域での交流を深化する」と指摘した。
「回答」はまた、「新區の計畫?建設は、土地利用全體計畫、都市?鎮の全體計畫、環境保護計畫、水資源総合計畫など関連計畫の要求に合致しなければならない。空間配置の改善に盡くし、最も厳格な耕地保護制度、最も厳格な用地節約制度を貫徹し、土地利用を総合的に計畫し、土地の節約?集約利用を徹底し、資源を合理的に開発?利用し、生態環境を効果的に保護し、環境アセスメントを実施し、水資源を保護?節約する必要がある」と求めた。
國家級新區は、新區の設立?開発?建設を國家戦略に格上げすることを指し、全體的な発展目標、発展の位置づけなどは中國國務院が統一的に計畫?審査する。関連する特殊優遇政策?権限については中國國務院が直接許可を出し、管轄區內でより開放的かつ優遇的な特殊政策を施行し、新區の制度改革と革新を模索する業務を奨勵する。上海浦東新區は1992年10月に、天津浜海新區は1994年3月に、重慶両江新區は2010年6月に、浙江舟山群島新區は2011年6月に、甘粛蘭州新區は2012年8月に、広東南沙新區は2012年9月に、陜西西咸新區と貴州貴安新區は2014年1月に、青島西海岸新區は2014年6月に設立を許可された。中國國務院は2014年6月に、大連金普新區の設立を許可した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月3日