6月30日、青島稅関の職員が1つ目のクロスボーダー電子商取引(EC)商品のインボイス番號を読み取ると、稅関通関管理システムには「正常通関」と表示された。青島紅領集団有限公司が、英國への輸出を申告したスーツが、山東省にとって初のクロスボーダーEC商品となった。青島市は「クロスボーダーEC時代」に全面的に突入した。科技日報が伝えた。
企業の稅還付?換金、消費者のネット通販の利便性を高め、稅関の監督管理を強化し、稅関の統計データを改善するため、青島稅関は十分なリサーチと論証を踏まえた上で、開放と包容、改革と革新を理念とする青島の特色あふれる監督管理?通関建設モデルを設計した。情報化プラットフォームの開放により、貿易會社は自主的に通関サービスプラットフォームを建設し、クロスボーダーEC事業に參與できるようになった。
青島稅関技術所の石雲峰所長は、「青島稅関はまず、一般輸出業務の試行を実施し、その狀況に基づき特殊エリア輸出、海外製品の直接購入などの業務を徐々に実施していく。
青島稅関のクロスボーダー貿易の新ルートは、まずEC企業が稅関に電子書類を提出して迅速に通関手続きを行い、稅関通関システムがこれらの電子書類を定期的にまとめ、一括申告を行うという形式をとっている。これはEC企業の為替決済?稅還付?通関の難題を解消し、企業に最大の便宜をもたらした」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月2日