外交部(外務省)の6日の定例記者會見で、趙立堅報道官が記者の質問に答えた。
【記者】報道によると、日本の菅義偉內閣官房長官は3日の記者會見で、中國海警局の艦船による釣魚島(日本名?尖閣諸島)領海での巡航?法執(zhí)行活動について、日本政府がすでに外交ルートを通じて中國側に「厳正に抗議」し、日本漁船への接近行為を止め、釣魚島領海から即時に立ち退くよう強く求めるとともに、漁船の安全を確保するため周辺に海上保安庁の巡視船を配備したことを表明した。別の報道によると、最近中國海警局の艦船は釣魚島及びその附屬島嶼の領海內で巡航と法執(zhí)行を繰り返している。中國側として、これについてコメントは。
【趙報道官】このほど中國海警局は釣魚島海域で通常の巡航時、日本漁船1隻が釣魚島領海に不法侵入したのを発見した。中國海警局の船は法に基づいてこの漁船に対して追跡と監(jiān)視を実施し、中國側海域から即時に立ち退くよう要求した。中國側がすでに外交ルートを通じて日本側に厳正な申し入れを行い、中國の主権への侵害を直ちに止めるよう促した。釣魚島及びその附屬島嶼は中國固有の領土であり、釣魚島海域での巡航と法執(zhí)行は中國固有の権利だ。我々は日本側に対して、4つの原則的共通認識の精神を順守し、実際の行動によって東中國海情勢の安定を維持するよう要求する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月7日