習近平國家主席は17日夜に北京で中國?アフリカ団結防疫特別サミットを主宰し、基調演説を行った。
習主席は「我々は中國アフリカ協力フォーラム北京サミットで、より緊密な中國アフリカ運命共同體を構築することを一致して決定した。本日我々が中國?アフリカ団結防疫特別サミットを開催したのは、実際の行動によって北京サミットでの約束を実踐するとともに、感染癥との闘いにおける國際協力に力を捧げるものだ。私は人類は必ず感染癥に打ち勝ち、中國とアフリカの人々も必ずさらに素晴らしい生活を送ることができるものと信じる」と述べた。
また「現在もなお世界的に感染が拡大している。中國とアフリカは感染癥と闘い、経済を安定させ、人々の生活を維持するという極めて困難な課題を共に抱えている。我々は人々至上、生命至上を堅持し、リソースを統合的に計畫し、団結し、協力し、最大限の努力を盡くして人々の生命の安全と身體の健康を守り、感染癥による悪影響を最低限に抑える必要がある」と指摘。以下を挙げた。
(1)我々は確固として揺るぎなく連攜して感染癥と闘う。中國側は引き続きアフリカ側の感染癥対策行動を全力で支持し、アフリカ諸國に物資を支援し、醫療専門家チームを派遣し、アフリカ側による中國での感染癥対策物資の調達に助力する。
(2)我々は確固として揺るぎなく中國とアフリカの協力を推進する。中國側は中國アフリカ協力フォーラムの枠組みでアフリカの関係國の2020年末に期限を迎える中國からの無利子借款の返済を免除する。國際社會と共に、感染狀況が特に重篤で、圧力が特に大きいアフリカの國々への支援を強化する。これは債務返済期限の再延長も含む。
(3)我々は確固として揺るぎなく多國間主義を実踐する。中國側はアフリカ側と共に、國連を中心とするグローバル?ガバナンス體制を維持し、世界の感染癥との闘いにおいて世界保健機関(WHO)が一層の貢獻をすることを支持する。我々は感染癥の政治問題化、ウイルスのレッテル化に反対し、人種差別とイデオロギー的偏見に反対し、國際的な公平と正義を斷固として守る。
(4)我々は確固として揺るぎなく中國とアフリカの友好を推進する。私は各國首脳と緊密な連絡を保ち、友好的に互いに信頼し合い、互いの核心的利益に関わる問題で支持し合い、中國とアフリカおよび発展途上國の根本的利益を共に守り、中國とアフリカの包括的で戦略的な協力パートナーシップの高い水準での発展を推進することを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月18日