中國國家財政部(省)は28日、12月から、海南離島を訪れる観光客の免稅購入に関する政策の新規定が施行され、免稅限度額が現行の1萬6千元(1元は約16.3円)から3萬元に引き上げられると明らかにした。新華社が伝えた。
財政部と稅関総署、國家稅務総局が共同で発表した公告によると、海南離島観光客を対象とした、より開放的で利便性の高い免稅購入措置を実施し、海南國際観光消費センターの建設を促進するために、3部門は、関連部門とともに、海南離島観光客に対する免稅購入政策の內容を一部改正した。改正點は以下の通り。
1)離島を訪れる観光客(島內に住む観光客も含む)の免稅購入における免稅の限度額を年間累計3萬元に引き上げる。またその購入の回數に制限は設けない。
2)一部の家庭用醫療機器製品を免稅対象商品に追加する。離島での免稅購入において、視力訓練機器、補聴器、整形外科器具、家庭用呼吸補助機器(生命維持目的でないもの)は、観光客1人1回の購入につき2點まで制限する。
海南島の離島免稅政策は、2011年4月20日から施行された。施行以來7年間で関連政策は數度にわたり改正された。改正のたびに、恩恵を受ける観光客の年齢や離島免稅購入対象製品の品種、免稅購入の限度額、免稅購入回數の制限、販売方式など各項目で改善が進められ、政策によるメリットは持続的に拡大されてきた。
統計データによると、今年上半期、海南島の離島內で免稅購入した観光客は累計延べ147萬3千人(前年同期比22.6%増)、商品數は累計703萬4千點(同32.2%増)、累計販売額は52億9千萬元(同24.1%増)にそれぞれ達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年11月29日
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