中國の科學研究者が加わる國際チームは今年8月に英國の學術誌「ネイチャー?フォトニクス」に論文を発表した。彼らはシリコンフォトニクス技術により異なる量子情報処理を遂行できる汎用光量子計算チップを開発した。これは光量子コンピュータの大規模実用化の重要な一歩を推進した。中國教育報が伝えた。
この光量子チップは、中國の軍事科學院國防科技革新研究院、國防科技大學、中山大學、北京大學、英國のブリストル大學などの機関の科學研究者による國際協力の重大成果だ。
光量子チップは中國と海外の科學界による協力の縮図だ。実際には、多くの経費と科學者を必要とするヒトゲノム計畫、國際宇宙ステーション計畫など多くの重大科學発見が、國と國の學科?分野?國境を跨ぐ協力を必要としている。そして、この國際協力は、中國の大學の間では一般的となっている。武漢大學だけでも、研究が展開されている國際科學技術協力プロジェクトは52件にのぼる。
國際共同論文の數と専門分野の分布を見ると、中國人學者が國際科學技術協力及び巨大科學プロジェクトで忙しく働いていることが分かる。
科學研究評価ツール「SCI( Science Citation Index)」データバンクの統計によると、2017年に収録された中國の論文のうち國際協力によってまとめられた論文數が、前年比1萬3900本増(16.6%増)の9萬7400本に達した。中國が発表した論文に占める國際共同論文の比率は27%。中國人が筆頭著者となる國際共同論文は2017年に6萬7902本に達し、中國のすべての國際共同論文の69.7%を占めた。提攜先は155カ國?地域。その他の國の著者が筆頭著者となり、中國が作成に參加した國際共同論文は2萬9484本で、提攜先は182カ國?地域。
國際共同論文の専門分野の分布を見ると、中國は化學、生物學、物理學、臨床醫學、材料科學、電子?通信?自動制御などが多い。これらの専門分野が世界の學術界から注目されており、革新の活力が最も旺盛であることが分かる。
提攜先を見ると、中國人を筆頭著者とする6萬7900本の共同論文のうち、米國、英國、豪州、カナダ、日本、ドイツが中國人學者の6大提攜先となっている。中國が參加した2萬9484本の國際共同論文のうち、米國、豪州、英國、ドイツ、日本、カナダが中國人學者の6大提攜先となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月27日
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