仕事のペースが上がり生活のストレスが拡大している中、中國の精神疾患の発癥率が上昇を続けている。東南大學醫學院の姚紅紅教授、東南大學附屬中大病院神経內科の張志珺教授と謝春明研究員が率いる研究チームの専門家らは、うつ病の生物學的マーカーとなる環狀RNAを発見した。同分子は將來的に、うつ病の検出率を高め、抗うつ薬の新たなターゲットの選択と正確な治療に実証を提供する可能性がある。金陵晚報が伝えた。
張氏によると、うつ病は情緒不安定、頭の回転が鈍い、意欲減退という3つの癥狀を特徴とする。往々にして不眠、食欲不振、仕事?學習効率の低下、罪悪感による體調不良が生じる。物事を消極的考えるようになり、消極的な行動を取ることさえある。
張氏は、「うつ病について、全世界の科學者と臨床研究者は異なるレベルから客観的な生物學的マーカーを見つけ、診斷に用いようとしている。この環狀RNAが発見されたことで、希望が見えてきた。現在は動物と人間について初期段階の検証が行われてきた。また患者の癥狀が重いほど環狀RNAの発現が弱くなっている。これは診斷する時に役立つかもしれないという情報を與えてくれた」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月22日
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