浙江省科學技術館と科學普及サイト「果殻網」が共催する第3回目の「パイナップル科學賞」の今年度の受賞者が12日夜、発表された?!缚萍既請蟆工瑏护à俊?br>
主催者は同賞について、「パイナップル科學賞は真面目な科學賞です。私たちは、『好奇心に敬意を表する』というスローガンの下、想像力にあふれる科學研究の成果や実踐を幅広く集め、表彰し、伝えています。世界を変える野心はないけれども、世間によって好奇心を打ち砕かれていない人を見つけ、多くの人と科學を共有しようという試みです。毎年4月の第2週末に結果を発表し、受賞者に最大の敬意を表しています」と説明する。
「隠れみの」を夢見たことのない人はいないだろう。科學者らは、大量の人的?物的力を駆使して物を隠す技術を追求してきたが、まだ実現には至っていない。浙江大學情報電子工學科の研究チームは、光の屈折原理を応用し、ガラスと定規、物差し、分度器を使って、子貓を自然光の下で消してみせる裝置を製作した。この発明には幅広い用途がある。答案用紙を隠したり、臭い靴下を隠したり、へそくりを隠したり、日常的なニーズには事欠かない。
浙江大學の陳紅勝教授の研究チームは、人類の視覚が光學計器よりずっと騙しやすい所に目をつけた。人間の視力は、光線が異なる経路をたどって伝播する際の時間差に鈍感で、光線の偏光度にはさらに鈍感である。この2つの條件を緩和することによって、同研究チームは、身近で安価な材料(計92元)を使って大きな物體を隠せる隠れみのを作り出した。
コンピューターや攜帯電話、インターネットに続き、この発明も人類の生活を大きく変える可能性を持っている。専門家は、答案用紙を隠したり、へそくりを隠したり、臭い靴下を隠したり、隠れんぼをしたり、「穴があったら入りたい」という時など、日常的な用途にこの発明を普及させていけばと提案している。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年4月22日