鳩山由紀夫元首相 |
日本の鳩山由紀夫元首相が率いる日本友愛協會の友愛植林訪問団が19日、遼寧省錦州市に到著し、同日に行われた「母なる河を守る行動—日中青年生態緑化モデル林」プロジェクトの開幕式に參加するとともに、中國のボランティア青年たちと植樹活動を行った。
鳩山氏は羽田孜氏、村山富市氏に続き、中國で同プロジェクトの植樹活動に參加した3人目の首相経験者となった。
鳩山氏は開幕式の壇上で「ニーハオ!」と呼びかけ、きれいな標準語の中國語であいさつをした。
鳩山氏は、「現在、中日両國の関係には數多くの困難が橫たわり、非常に心を痛めている。日本のかつての侵略が中國に災難をもたらしたことについて、深いお詫びの気持ちを表する。だからこそ、中日両國の間でより多くの民間交流活動を行うことがとりわけ必要になる。これは今回、中國での植樹活動に參加した理由の一つでもある。友愛の精神は國境を越える。今回のような植樹活動が両國民のコミュニケーションや交流を促進することを願う」と述べた。
同協會は2000年より植樹活動を展開し、これまでに広西チワン族自治區柳州市、湖北省の武穴市、秭帰県、孝感市、福建省廈門(アモイ)市、遼寧省錦州市、山西省臨汾市などで活動を行ってきた。13年末までに、同協會が日中緑化交流基金に申請した支援金は4億930萬円、中國での植林面積は4萬6138.5ムー(約3075ヘクタール)、植林本數は442萬本に上る。
鳩山氏によると、同協會は今年、中華全國青年連合會と共同で國際寫真展を開催したいと考えており、平和?友愛や環境問題をテーマに、インターネットで世界中の青年に呼びかけて作品を募集する予定だ。集まった作品は北京で展示するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年4月20日