中國外交部(外務省)の9日の定例記者會見で、汪文斌報道官が日本の自民黨議員の韓國関連発言について質問に答えた。
【記者】日本の元衆議院副議長である自民黨の衛藤征士郎議員がこのほど「韓國はかつて日本の植民地だった。ある意味では、日本は韓國の兄貴分だ。日韓関係は対等というわけではなく、日本は指導的な立場に立ってしかるべきだ」と発言したとの報道について、中國側としてコメントは。
【汪報道官】我々は、日本側のこの発言に驚愕するとともに、日本側の発言が韓國國內で反発を呼び、韓國の一部國會議員が強く抗議したことに注意を払ってもいる。國際関係においては、國はその大小、強弱、貧富にかかわらず、全て平等だ。しかし、日本の一部政治屋は、侵略と植民という自國の不名譽な歴史を恥じることなく、反対に誇りとし、今日に至ってもなお、上から目線で、傲慢な態度を示している。これは、長年にわたる日本の歪んだ歴史観をある側面から反映しており、その裏にある深層の原因と潛在的な負の影響について、國際社會は考え、警戒するべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月10日