外交部(外務省)の30日の定例記者會見で、趙立堅報道官が佐渡島の金山を世界文化遺産の推薦候補とする日本の決定に関する質問に答えた。
【記者】韓國外務省が28日、佐渡島の金山を世界文化遺産の推薦候補とする日本の決定に憤りを表明し、即時撤回を促したことについて、コメントは。
【趙報道官】労働者の強制徴用と奴隷的酷使は、日本軍國主義が対外侵略と植民地支配の期間に犯した重大な犯罪行為だ。日本側は以前、今回と似通った世界文化遺産の登録申請過程において、構成遺産の一部において中國や朝鮮半島、その他アジア諸國の労働者の本人の意思に反した強制労役があったことを認めたうえ、犠牲者を記念する情報センターの設置を約束したが、いまだに実行されていない。今また日本は近隣國の苦しみの記憶を無視し、新たな似通った遺産を登録申請しようとており、怒りと反発を招くのは當然だ。日本側は歴史を正視し、歴史の殘した問題を責任ある姿勢と実際の行動によって適切に処理して、アジア近隣諸國と國際社會の信頼を得るべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月31日