エスパー米國防長官が先日発表した文章「米國防総省は中國に対処する準(zhǔn)備がすでに整っている」で「中國の軍隊(duì)は國家と憲法に奉仕するものでは決してなく、中國共産黨のために力を盡くすものだ」「中國の『軍事的脅威』に対処するため、米國は中國と全面的に対抗する軍事力を構(gòu)築する必要がある」「中國の軍隊(duì)は地域の近隣國に対して居丈高な行動を取っている。米國はインド太平洋地域の同盟國及びパートナー國との関係を強(qiáng)化する」とした。
これに対して、中國國防部(國防省)の任國強(qiáng)報(bào)道官は「この文章は冷戦思考とイデオロギー的偏見に満ちており、何の根拠もなく中國人民解放軍を歪曲し、いわゆる『中國の軍事的脅威』を誇張しており、全く根も葉もないものだ。中國側(cè)はこれに斷固たる反対を表明する」とした。
任報(bào)道官は「中華人民共和國憲法は『社會主義制度は中華人民共和國の根本を成す制度である』『中國共産黨による指導(dǎo)は中國の特色ある社會主義の最も本質(zhì)的な特徴である』『中華人民共和國の武裝力は人民に屬す』と明確に定めている。中國共産黨の趣旨は誠心誠意人民に奉仕することであり、中國共産黨による指導(dǎo)を確立する武裝力である中國人民解放軍の趣旨も常に誠心誠意人民に奉仕することにある」と指摘。
「中華人民共和國憲法は『中國は平和的発展路線を堅(jiān)持し、互恵?ウィンウィンの開放戦略を堅(jiān)持し、各國との外交関係及び経済交流、文化交流を発展させ、人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築を後押しする』とも定めている。新中國成立から70年來、自ら戦爭を引き起こしたことは一度もなく、他國の土地を一寸たりとも侵奪?占拠したこともない。中國の軍事力の成長は完全に世界の平和のパワーの成長だ。中國の軍隊(duì)は國連平和維持活動、アデン灣における平和維持活動、人道救援などの活動に積極的に參加し、世界に公共の安全をさらに多く提供すべく努力している。中國と中國の軍隊(duì)は世界の平和と繁栄のために積極的に貢獻(xiàn)し、國際社會の広範(fàn)な賞賛を得ている。地域情勢の緊張を誇張し、中國と他國との関係に水を差す米國の企ては、はかない夢想に終わる運(yùn)命にある。中國の軍隊(duì)は引き続き平和の永続する、普遍的に安全で、共に繁栄する、開かれた包摂?shù)膜省⒚坤筏厍绀椁筏な澜绀驑?gòu)築するためにしかるべき貢獻(xiàn)を果たすべく努力していく」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月7日