「國防総省は中國に対処する準備がすでに整っている」とするエスパー米國防長官の24日の寄稿について、中國外交部(外務(wù)省)の趙立堅報道官は26日の定例記者會見で、エスパー氏の主張には全く根拠がないとしたうえで、同氏に「1つの忠告、2つの事実、3つの問題」を突き付けた。
■「1つの忠告」
中國側(cè)の発表した「中國に関するポンペオ氏演説の噓と真実」を真剣に読むことをエスパー氏に望む。そこに記された數(shù)多くの事実と統(tǒng)計は「中國の脅威」なる噓とでたらめな論理を暴き、粉砕するに十分だ。
■「2つの事実」
一、1990年以降、中國軍は累計20余りの國連平和維持活動(PKO)に參加し、延べ4萬人余りの平和維持軍事要員を派遣してきた。中國は國連安保理の5つの常任理事國の中で、PKO部隊を最も多く派遣している國だ。
二、米國が戦爭をしなかった期間は、建國から240年余りの歴史においてたった16年間しかない。米國の2019年の軍事予算は7160億ドル以上で、後に続く9か國の軍事費の総和に相當(dāng)する。
■「3つの問題」
中國は防御的國防政策を遂行しており、『中國共産黨規(guī)約』においても『中華人民共和國憲法』においても平和的発展路線を堅持し、覇権主義に反対することを明確に表明している。米國はこのような政策を表明できるのか?世界中に數(shù)百の軍事基地を持ち、イラク、シリア、リビア等に対して不法に戦爭や軍事行動を発動し、本土から遠く離れた海域に艦艇や航空機を派遣して大いに武力を誇示しているのはどこの國だ?冷戦思考に固執(zhí)し、條約の破棄や國際機関からの脫退を繰り返し、他國にプレッシャーを振りかざし、國際ルールをほしいままに破壊しているのはどこの國だ?米國の一部の政治屋も事実を尊重しさえすれば、正しい答えを?qū)Г訾护毪坤恧Α#ň幖疦A)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月27日