中國初の非接觸型新型肺炎スマート検査システム、試験運用が開始

　贛南醫(yī)學(xué)院第一附屬病院の曾祥泰博士が率いる研究チームはこのほど、江西憶源多媒體科技有限公司の徐林楠氏の研究チーム、北京萬泰中聯(lián)科技及び複數(shù)の大型病院と共同研究を行い、中國初の非接觸型可視化新型コロナウイルス感染の院內(nèi)スマート検査?診斷及び対策システムの開発に成功し、試験運用を開始した。科技日報が伝えた。

　新型肺炎の発生後、いかに感染者の迅速な検査?診斷を行い効率的な対策を?qū)g現(xiàn)し、交差感染を防ぎ醫(yī)療従事者を効果的に保護するかが、感染の急速な拡大を抑制する上で最も重要な課題となっている。感染の拡大を受け、贛南醫(yī)學(xué)院は特定研究基金を緊急調(diào)達し、緊急の科學(xué)技術(shù)研究計畫をいち早く展開した。これにより診察案內(nèi)、トリアージ、受診、早期警戒の非接觸型スマート一體化を?qū)g現(xiàn)した。

　曾氏によると、醫(yī)師はハイビジョン雙方向可視化対話問診システムを通して、感染の疑いのある患者の感染確認前の非接觸診療を?qū)g現(xiàn)する。同時に病歴システムが患者の関連癥狀及び検査結(jié)果をスマートに抽出?分析し、新型肺炎による感染の疑いがある患者の自動判別を形成し、醫(yī)師の診斷をアシストする。また発熱患者などの潛在的な肺炎患者の診察案內(nèi)、トリアージ、診察、検査、隔離エリアの全フローにおけるハイビジョン動畫モニタリングスマート識別により、スマート追跡検査や活動プロセス調(diào)査を行う。これにより全面的なカバー、絶え間なきリアルタイムのモニタリング及び不適切な防護措置の早期警戒?警報を?qū)g現(xiàn)する。同時に病院の救急科、外來ホールなど重要な出入口で、ハイビジョンデュアルビジョン赤外線カメラ、患者畫像の自動識別?記憶技術(shù)や高溫?発熱警報技術(shù)などを通して、診察から漏れた発熱している感染の疑いがある患者をスマートに見つけ出す。

　同システムは非接觸型新型肺炎のスマート検査?診斷を?qū)g現(xiàn)した。ウイルスの交差感染を効果的に防ぎ、醫(yī)療従事者と患者の安全を守る。防護物資を節(jié)約し、感染対策の効率を極めて大幅に向上させる。同システムは贛南醫(yī)學(xué)院第一附屬病院の試験運用で高い効果を発揮し、醫(yī)療従事者と患者から好評を博している。研究者によると、同システムはすでに投入されているが、開発期間が短く、人員や物資が不足しているといった原因により、引き続き改善が必要な問題が殘されている。早急により成熟したバージョンを投入し、速やかに普及させることで、感染対策に貢獻していく。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2020年2月12日