中國企業(yè)、新型肺炎で休業(yè)中の人に「仕事をシェアリング」がトレンドに

普段は陝西省西安市にある雲(yún)海肴の店員として働いているものの、今は「従業(yè)員のシェアリング」を通して、同市にある盒馬鮮生で働いている高偉さん（2月6日撮影）。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染対策は現(xiàn)在、重要な時期を迎えており、多くの飲食企業(yè)は営業(yè)を停止しているため、仕事がないスタッフも多い。一方で、スーパーやデリバリー配達員などの業(yè)界は人手不足となっている。そのため、大型スーパーと提攜し、従業(yè)員のシェアリングの道を探る飲食企業(yè)もある。そうすることで、消費者のニーズを満たすことができるだけでなく、手持ち無沙汰となっている従業(yè)員の仕事を確保することができるからだ。人民網(wǎng)が報じた。

北京のスーパー?盒馬が率先して従業(yè)員をシェアリング

阿里巴巴（アリババ）傘下のオフライン生鮮スーパー?盒馬鮮生は3日、雲(yún)南料理レストラン?雲(yún)海肴や四川料理レストラン?青年餐庁と提攜し、従業(yè)員のシェアリングを行うことを発表したほか、その他の飲食企業(yè)にも提攜を呼びかけた。盒馬は、「ここ數(shù)日、たくさんの飲食企業(yè)が話し合いに來ている。現(xiàn)時點で、西貝や奈雪といった30企業(yè)以上が、當社と提攜について協(xié)議中」と明らかにしている。西貝餐飲の賈國龍?董事長は最近、「盒馬に臨時スタッフとして1000人以上を支援する」と説明した。

飲食企業(yè)にとっては、このような提攜によって、人件費の面の負擔をある程度軽減することができる。盒馬の全國経営管理総経理?胡秋根氏は、「當社で臨時で働く従業(yè)員の給料の計算方法は當社の従業(yè)員と同じで、基本給と業(yè)績に応じた出來高払いで、月ごとに支払う。當社が提攜先に給料を支払い、提攜先が従業(yè)員に給料を渡すことになる」と説明した。