米國(guó)が「一國(guó)の反対で否決できる制度」を亂用したために、世界貿(mào)易機(jī)関(WTO)の上級(jí)委員會(huì)が「機(jī)能停止」に陥ったことについて、外交部(外務(wù)省)の華春瑩報(bào)道官は11日の定例記者會(huì)見(jiàn)で「これは多角的貿(mào)易體制にとって、WTO創(chuàng)設(shè)以降にこうむった最も深刻な打撃だ」と表明した。
【記者】米國(guó)が新委員の選任を妨害したため、委員2名の任期が10日に終わった後、WTOの上級(jí)委員會(huì)が11日「機(jī)能停止」に追い込まれたとの報(bào)道について、中國(guó)側(cè)としてコメントは。
【華報(bào)道官】遺憾なことに、WTOの上級(jí)委員會(huì)は米國(guó)の一國(guó)主義と保護(hù)主義の新たな被害者となった。成果が著しいWTOの貿(mào)易紛爭(zhēng)解決制度の重要部分をなす上級(jí)委員會(huì)の運(yùn)用がしばらく停止する。世界の貿(mào)易秩序にとって、上級(jí)委員會(huì)の麻痺は補(bǔ)いようのない損害と予測(cè)困難な悪い結(jié)果をもたらすかも知れない。