世界最大かつ最先端の核兵器備蓄を有する國である米國は、自らの核軍縮の特殊な責任をしっかりと履行し、米露新戦略兵器削減條約(新START)の延長に関するロシア側の呼びかけに応じるとともに、自らの膨大な核兵器備蓄をさらに削減して、多國間核軍縮交渉に他の核保有國が參加するための條件を整えるべきだと、中國側は考える。
もし米國が世界の戦略的安定性を真に気にかけているのなら、國際條約の破棄や離脫という現在のやり方を止め、世界の戦略的均衡?安定性を破壊するネガティブな措置を止め、大國間の競爭と対抗を誇張するのを止め、直ちに多國間主義という正しい軌道に戻り、國際法に基づく國際秩序をしっかりと守り、現有の軍備管理と不拡散の法體系の権威性と有効性を守るべきだ。
中國側は一貫して國際的な軍備管理と不拡散體制の維持に盡力し、國際軍備管理?軍縮プロセスの推進に盡力し、世界の戦略的均衡?安定性の維持に盡力している。中國側は各國と共に引き続きジュネーブ軍縮會議や核保有5カ國メカニズムなどの枠組で意思疎通と協力を強化し、世界の戦略的安定性に関わる広範な議題について議論し、國際平和?安全のために積極的貢獻をすることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年12月12日