ネットユーザーがアマゾンの「香港獨立」Tシャツ販売の事実を暴いたページのキャプチャー畫面 |
あるネットユーザーが14日、米國のEコマース企業のアマゾンがオンラインで公然と「香港獨立」とプリントされたTシャツを販売している事実を暴いた。人民網が伝えた。
15日になっても、アマゾンの公式サイト上では依然としてこうしたTシャツを検索sることができた。そのうちある商品には「FREE HONG KONG DEMOCRACY NOW(今、香港に民主を)」とプリントされており、カラーは3色で、商品情報には「“Hong Kong independence(香港獨立)」などと書かれていた。また、「買い物かご」にこの商品を入れると、畫面にはこのTシャツは「Amazon.comが直接販売?出荷」する商品だというメッセージが表示された。ほかにも、「NO CHINA EXTRADITION(中國への引き渡し拒否)」などの文字プリントや中國の國章をけがすTシャツもあった。
対外経済貿易大學國際経済貿易學院教授で、國際商務研究センター主任の王健氏は、「アマゾンは世界的に有名なオンラインショッピングサイトであり、中國の基本的國家政策、民族感情を尊重し、必要な自己抑制メカニズムを立ち上げて、関連Tシャツの販売を中止するべきだ」との見方を示している。
別のネットユーザーは、14日から15日にかけて、アマゾン公式サイトで「free Hong Kong」などを検索すると、畫面上にネットユーザーの書き込んだ內容が表示されることに気付いた。サイトの畫面全體に五星紅旗がなびき、「香港を守れ」や「アマゾンはすぐに全ての中國人に謝罪しろ」といった文字が表示される。多くのネットユーザーも、「我ら中華を侵す者は、遠くにあろうとも必ずや誅殺す」との聲を寄せ、さらにアマゾンに説明と謝罪を求めた。
このところ、複數の外國企業が香港や澳門(マカオ)、臺灣地區を獨立した國として扱っていることが明らかになり、中國人ネットユーザーの強い不満を呼んでいる。これより前にも、ネットユーザーによって、ヴェルサーチェやコーチ、ジバンシィなどがデザインして販売したTシャツで、香港やマカオ、臺灣地區が獨立した國としてプリントされていることが、明らかになっていた。その後も、アシックスやカルバンクライン、スワロフスキー、バーバリーなどの有名外國ブランドが公式サイトの関連ページで、香港やマカオ、臺灣地區を中國や米國などの國と同等に扱っていたことが判明。ヴェルサーチェ、コーチ、ジバンシィ、スワロフスキー、バレンチノなどのブランドが相次いで公式に謝罪聲明を発表し、現在多くの中國人スターがこれらのブランドとの契約を解消している。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年8月19日