インドネシア火山地質災害対策局の報告によると、今月25日午後5時半、アグン山が再び噴火し、大量に火山灰が吹き上げられ、噴煙は山頂から1500メートルの高さまで立ちのぼった。その後もマグマの活動が続き、噴火して火山灰や溶巖を噴出し、噴煙が最高で4000メートルの高さに達した。火山灰は、風に乗って東から南東方向にあるロンボク島に向かって拡散している。人民網が報じた。
在デンパサール中國総領事館は26日、公式サイトで中國人に対して、バリ島への旅行を控えるよう呼びかける文を掲載した。
風の向きが変わり、火山灰は南西に拡散したため、バリ島ングラ?ライ國際空港はすでに閉鎖された。空港は警戒レベルを最高に引き上げ、26日までに一部の國営航空會社がバリ島行きの便を欠航していた。噴火の警戒レベルを最も高い「4」に引き上げ、半徑8-10キロ圏の住民に避難を勧告し、住民や観光客の全ての活動が禁止された。
中國外交部(外務省)領事司と在デンパサール中國総領事館は、中國人に対して、バリ島への渡航を控えるよう呼びかけているほか、バリ島にいる中國人に対しても、警戒を続け、自身の安全に注意し、火山の周囲には絶対に行かないようにし、滯在するリスクを考慮し、合理的な予定を立てるよう警告している。また、緊急事態の場合、すぐに通報し、総領事館と連絡を取ることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月27日
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