新卒生が直面する各種「就職差別」　戸籍や性別が就職の壁に

新卒生の就職問題が、社會(huì)の各界から注目を浴びている。中國「労働法」第12條では、「労働者の就業(yè)に當(dāng)たっては、民族、種族、性別、宗教の信仰の違いにより差別されない」と明確に規(guī)定されている。だが、明文化が禁じられている各種法律約款や規(guī)定のもとで、表面には浮上していない就職差別が今でも各業(yè)界にはびこっており、新卒生が就活中に直面する大きな課題となっている。中國青年報(bào)が伝えた。

中國大學(xué)マスコミ連盟は、この問題に関して、約100校の大學(xué)を卒業(yè)する新卒生605人を?qū)澫螭趣工毳ⅴ螗暴`ト調(diào)査を?qū)g施した。その結(jié)果、回答者の75.7％は、「就活中に不公平な対応を受けた経験がある」と答えた。

〇就職差別は男子學(xué)生より女子學(xué)生に顕著

中國「労働法」第13條では、「女性は男性と平等の就業(yè)権利を享有する」と定められている。職員を採用する際に、國家が定める「女性には不適合な職種?ポスト」を除き、男女の性別を理由に女性の採用を拒む、あるいは女性の採用基準(zhǔn)を厳格化することは許されない。中國大學(xué)マスコミ連盟の調(diào)査結(jié)果によると、回答者の33.06％は、「企業(yè)から性差別を受けた経験がある」と答えた。そして、このような差別を受けた人は、男子學(xué)生より女子學(xué)生の方が圧倒的に多かった。

大學(xué)で英語を?qū)煿イ筏啃伦渖侮悓帳丹螭?、小さい頃から教師になるのが夢だった。中學(xué)?高校の教員という目標(biāo)に早くから的を絞った彼女だったが、いざ応募する段になると、ほとんどの學(xué)校において、応募者の性別によって対応がかなり違うことに気づいた。一部の學(xué)校は、「男性優(yōu)先」と明記しており、「女子學(xué)生の成績は、専攻學(xué)科內(nèi)で上位10％であることが必要。男子學(xué)生は上位30％であればよい」という條件をつけている學(xué)校もあった。

陳さんは、大學(xué)1年生の時(shí)から、「學(xué)校の教員を目指す教育學(xué)部の女子學(xué)生は就活が難しい」という噂を耳にしていた。というのも、教育學(xué)部の卒業(yè)生の男女比を見ると、女性の方が男性よりはるかに多かったからだ?！袱膜蓼?、女子生徒はかなり成績優(yōu)秀でなければならない。それでようやく、男子學(xué)生と同じスタートラインに立つことができる。男性教員は、精神力?體力?時(shí)間いずれも十分にあり、教育活動(dòng)そのものに本領(lǐng)を発揮しやすい。だが、同じような就職差別に関する話を聞くと、不公平感を抱かざるを得ない」と陳さん。彼女は最近、さまざまなことを考え直さざるを得なくなったという?！付啶巍翰顒e』が社會(huì)のあちこちで存在しているため、男性と女性の差はどうしても埋めることが難しい。どのような実際の行動(dòng)に出て、これらの偏見や壁を取り除いていくか、これから社會(huì)に出る大學(xué)生は、よくよく考えなければならない」と彼女は続けた。