BRICS協(xié)力の自信と自覚

廈門(mén)（アモイ）でのBRICS首脳會(huì)議は、「BRICSプラス」制度を確かなものにし、「インターネットプラス」などの新たな原動(dòng)力を掘り起こし、人的?文化的交流という新たな柱を加え、第2の「黃金の10年」を開(kāi)くことに成功した。これにより、われわれはBRICS協(xié)力への自信を一層揺るぎないものにし、BRICS協(xié)力の安定した長(zhǎng)期発展を一層自覚的に推し進(jìn)めることとなった。（文：王義桅?中國(guó)人民大學(xué)重陽(yáng)金融研究院シニアフェロー。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

習(xí)近平國(guó)家主席はBRICSビジネスフォーラムでの基調(diào)演説で、BRICS協(xié)力を世界の発展と國(guó)際構(gòu)造の変化の歴史的過(guò)程に置いて見(jiàn)ると同時(shí)に、BRICS5カ國(guó)各自の発展及び共同発展の歴史的過(guò)程に置いて見(jiàn)る必要性を指摘した。これによって、BRICS協(xié)力の自信と自覚の方向が指し示された。

自信はBRICSのハードパワーに基づく。BRICS経済が世界全體に占める割合は12％から23％へと上昇。G7を超えて、世界経済成長(zhǎng)への寄與は50％を超える。BRICS間の貿(mào)易?投資は大幅に増加し、世界銀行、國(guó)際通貨基金（IMF）など重要な國(guó)際金融機(jī)構(gòu)における発言権が新たな段階に進(jìn)んでいる。BRICS協(xié)力は「持続可能な開(kāi)発のための2030アジェンダ」を後押しし、「BRICSプラス」制度が南南協(xié)力の新たな目玉となっている。

自信はBRICS協(xié)力體制自體の活力に基づく。BRICS協(xié)力は多くの途上國(guó)に依拠し、新興國(guó)と途上國(guó)の対話?結(jié)びつきの懸け橋、紐帯となっている。BRICS協(xié)力は國(guó)際貿(mào)易?投資など各方面に新たな活力をもたらし、すでに経済分野を超えて、経済?政治?人及び文化の「三輪駆動(dòng)」の方向へ発展し、全範(fàn)囲、広い分野、多層的な協(xié)力枠組を構(gòu)築している。

自信はBRICS協(xié)力のソフトパワーに基づく。人類(lèi)の平和?発展の大勢(shì)及び國(guó)際公平?正義の大局からBRICS協(xié)力を見(jiàn)なければならない。BRICSは終始世界平和の建設(shè)者、世界発展の貢獻(xiàn)者、國(guó)際秩序の擁護(hù)者だ。世界的影響力を持つ協(xié)力プラットフォームとして、BRICS協(xié)力の意義はすでに5カ國(guó)の範(fàn)疇を超え、新興國(guó)と途上國(guó)さらには國(guó)際社會(huì)全體の期待を擔(dān)っている。