「袁部長!袁部長!」教育部(省)の袁貴仁部長が大會堂の入口前で記者に「見つかった」。中國人は子供への教育を極めて重視するため、歴代の教育部長は記者の取材対象から外れることはない。「昨年、國務(wù)院は多く措置を講じ、農(nóng)村地域により優(yōu)秀な教師陣を送り出してきた。學(xué)校選びという言葉はマイナスの含みを持っている。最終的には教育の均衡ある発展を図って問題を解決していく」と述べた。ある女性記者が「1平米45萬元(約785萬円)の學(xué)區(qū)不動産物件は買う価値があるのか」と叫ぶと、袁部長は「自分で判斷を!」と返した。こうしたやりとりは瞬く間にネットで広まり、人民日報攜帯アプリで報じられると、様々なコメントが寄せられ、教師の質(zhì)を均等化することについても様々な意見が寄せられた。
「こんな機會でもなければ部長への取材は難しい」と、ある外國人記者がこのように口にする。「大會の開放レベルと取材の機會を提供する範(fàn)囲から見ても、中國の情報公開と政治の民主化は絶えず加速している」と話す記者もいた。(編集IM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月4日