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中共中央は周永康について「中國共産黨規(guī)約」と「中國共産黨規(guī)律検査機(jī)関案件検査工作條例」に基づき、重大な規(guī)律違反の疑いで、中共中央紀(jì)律検査委員會による「立案審査」を行うことを決定した。
2012年4月10日の「中共中央は薄煕來同志の重大な規(guī)律違反問題について立案調(diào)査を行う」との通達(dá)と比べると、今回の周永康に関する通達(dá)は、まず「同志」の呼稱がない點(diǎn)、次に「立案調(diào)査」ではなく「立案審査」である點(diǎn)が異なる。この相違點(diǎn)について専門家に話を聞いた。
■「同志」呼稱を用いないのは規(guī)律違反が重大で、黨籍剝奪になることを意味する
北京航空航天大學(xué)行政學(xué)部の任建明教授は「もしまだ問題の調(diào)査段階にあるのなら、黨籍剝奪にするか否かは未確定なので、通常『同志』呼稱が保持される。『同志』呼稱を用いないのなら、周永康に対する黨內(nèi)調(diào)査が事実上すでにほぼ完了したこと、規(guī)律違反が重大なものであり、次の段階が必ず黨籍剝奪であることを物語っている。幹部管理の制度と原則に照らして、黨はまず幹部に対して規(guī)律違反面の調(diào)査を行い、法律違反の問題が見つかった場合に初めて司法機(jī)関に送致する。したがって、現(xiàn)在は穏當(dāng)な観點(diǎn)に立って依然『規(guī)律違反』を用いている」と説明した。
■「審査」は単なる「調(diào)査」にとどまらず、問題の性質(zhì)を定めることを意味する
國家行政學(xué)院法學(xué)部の楊小軍教授は「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では周永康の黨籍を剝奪するとまだ明言していないが、黨內(nèi)で彼の問題の性質(zhì)を定める段階にあることによって、すでに彼は黨外に置かれているため、『同志』の呼稱は用いられなかった?!簩彇恕护悉蓼傈h內(nèi)手続きに屬するものであり、司法手続きには入っておらず、黨が司法に取って代わることはできない。だが『審査』は単なる『調(diào)査』にとどまらないことを意味しており、黨內(nèi)ではすでに調(diào)査はほぼ完了しており、殘るは問題の性質(zhì)を定めることなのだと見られる。この段階でわれわれはよく『審査』という表現(xiàn)を用いる。つまり事実はすでにはっきりしており、結(jié)論を出す段階にあるということだ」と説明した。
もし周永康が腐敗問題による重大な規(guī)律違反であるのなら、腐敗問題のために政治局常務(wù)委員級の高官が調(diào)査?処分されるのは建國以來初めてであり、「誰であろうと、どの地位にまで及ぼうと、徹底的に取り調(diào)べる」との腐敗取締りへの黨の決意が示されたこととなる。かつて巷でささやかれた「高官には刑罰が適用されない」「退任後はもう追及されない」との見方が覆されたということだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月30日
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