上海福喜食品が消費期限切れの肉を使用していた問題で、新たな事実が確認された。親會社の米OSIグループはこのほど問題の製品を回収し、品質管理システムを全面的に改善する方針を表明するとともに、中國の消費者におわびした。
上海市食品薬品監督管理局は26日午前、上海福喜に対する調査?処分について最新の進展を発表した。合同調査チームは新たな違法行為容疑の手がかりをつかんだ。上海福喜食品は2013年5月製造の「煙熏風味肉餅」6ロット(消費期限2014年2月)が返品されたため、パッケージを変え、製造日を改竄したうえ、商品名も「風味肉餅」に変えて計4396箱を出荷。うち3030箱がすでに販売済みで、殘りは食品薬品監督管理局が押収した。これらの商品は主に他の省?市で売られており、現地の食品薬品監督管理當局が追跡調査を行う。
上海市食品薬品監督管理局によると、これらの行為は「食品安全法」違反の疑いがある。
米OSIグループのBrent Afmanアジア太平洋エリア社長は25日午後、上海福喜食品の改善狀況について上海市食品薬品監督管理局に報告するとともに、會社を代表して中國の消費者におわびした。また、上海福喜食品の違法行為について全ての責任を引き受け、監督管理當局の今後の調査?処理に全力で協力する方針を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月27日