中國中鉄股フン有限公司(フンはにんべんに分)によると、中信集団が投資し中鉄トンネル局が設計?施工を請け負う中國國內最大直徑の海洋橫斷シールドトンネルである汕頭海灣トンネル西ルートが7日、貫通した。これは5月16日の東ルートトンネルの貫通に続く、同プロジェクトの建設の新たな重大な節目で、汕頭海灣トンネルの全線貫通を示している。新華社が伝えた。
汕頭海灣トンネルの全長は6680メートルで、うち海底區間は3047メートル。片側3車線で、設計速度は60キロ。海底區間は直徑15.01メートル、15.03メートルの2臺の超大直徑シールドマシンで施工。うち中鉄トンネル局、中鉄裝備、中信重工が共同開発した中國初の15.03メートル超大直徑シールドマシンは、震度8エリアなど施工ができないとされてきた區間で660日にわたる試練を乗り越え、無事に任務を完了した。
汕頭海灣トンネルは中國初の震度8エリアで建設される海底トンネルで、総合的に難易度が極めて高い。現場を何度も調査に訪れた中國工程院院士の銭七虎氏ら専門家は、汕頭海灣トンネルは「世界的にチャレンジングなプロジェクト」と稱した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月10日