三峽ダムの放流量と2つの湖の水系に流れ込む水が減少している影響を受け、長江の中?下流の主流の各コントロールステーションでも水位が急速に下がっている。現時點で、長江の中?下流の主流の湖北省監利県以下の區間では今後10日の間に、警戒水位を下回ると予測されている。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
水利部(省)の長江水利委員會の関係責任者によると、警戒水位を下回る日は場所によって異なるとしており、現時點では、監利から蓮花塘の區間では11日に、武漢區間では7日に、九江區間では15日に、大通區間では11日前後に下回ると予測されている。
長江水利委員會水文局は今月5日正午12時から、洞庭湖區、長江下流の南京區間、水陽江の洪水オレンジ警報(深刻なレベルは2番目)を洪水黃色警報(深刻レベルは3番目)へと引き下げた。そして、荊江區間の洪水青色警報(深刻なレベルは4番目)は解除された。一方、金沙江石鼓區間、長江の中?下流の城陵磯から大通區間、■陽湖區(■は番へんにおおざと)の洪水黃色警報、▲河(▲はざんすいに除)區間の洪水青色警報は発令が続いている。
長江の中?下流の主流全區間で30日間にわたる警戒水位超え
水利部によると、5日正午12時の時點で、長江の中流の湖北省監利県から漢口の區間、江西省の碼頭鎮以下の區間、洞庭湖、■陽湖では依然として警戒水位を上回っている。長江の中?下流の主流全區間で警戒水位を30日連続で上回った。水利部の洪水?干ばつ災害対策レベルは現在も3級のままとなっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月6日