稅関総署が12日に発表したデータによると、新型コロナウイルスによる肺炎との戦いが続く中、1月24日から2月11日までの間に、中國稅関が検査し入國を認めた感染癥対策の物資は8億7千萬點を超え、価格にして28億4千萬元(1元は約15.8円)に上った。品目をみると防護用品が8億5100萬點で、主にマスク7億3千萬枚、防護服741萬著、醫療用ゴーグル154萬個が含まれる。消毒用品は153萬點、薬品は222萬點、醫療機器は134萬臺でうち赤外線體溫計が17萬5千臺、その他の感染癥対策物資が1426萬點だった。寄贈物資が17.8%を占め、計1億4700萬點、価格にして5億500萬元に達し、これにはマスク1億800萬枚、防護服239萬著、醫療用ゴーグル65萬個が含まれる。2月11日だけで、感染癥対策物資7192萬點、価格にして2億6800萬元が稅関を通過した。
新型コロナウイルス肺炎との戦いという銃聲のない戦場の中で、水際対策の第一線で戦う中國稅関の「ゼロ遅延」で感染の拡大とスピードを競い、1分1秒を爭うようにして感染癥対策物資の速やかな通関を確保している。現在、水際対策は安定して秩序よく展開されており、感染癥対策の輸入物資はスムーズに稅関を通過している。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月13日