マカオ：國家発展の大局に融け込み、大きな將來性 (2)

徐氏は「大陸部との融合は澳門復(fù)帰以降最も注目される5大成果の1つだ」と指摘した。國務(wù)院港澳事務(wù)弁公室副主任の鄧中華氏は、澳門が世界の注目する成果を挙げられた主な理由として（１）憲法と基本法の定める憲法秩序を尊重し維持したこと（２）國家を愛し澳門を愛する優(yōu)れた伝統(tǒng)を保ち発展させたこと（３）経済発展と民生改善という社會的コンセンサスを形成し堅守したこと（４）悠久の歴史的?文化的強みを確固たるものにし、発展させたこと――を挙げた。澳門大學(xué)コミュニケーション學(xué)部準(zhǔn)教授の呉玫氏は統(tǒng)計的手法を通じて、澳門の小學(xué)校児童及び中高生が國家の歴史と文化に対して客観的で明確な認識と高い感情的同一感を持ち、自発的に國家に融け込む意向であることに気づいた。

ある學(xué)者によると、澳門特區(qū)は復(fù)帰以來、中央政府の支持の下、「外國からの導(dǎo)入」と「海外進出」を結(jié)合する橋渡しの役割を発揮し、中國ポルトガル?yún)f(xié)力の「1プラットフォーム、3センター」などの建設(shè)を通じて、「一帯一路」建設(shè)と「粵港澳大灣區(qū)」（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市クラスター）の建設(shè)に重要かつ獨特な役割を果してきた。また、憲法と澳門基本法は澳門特別行政區(qū)の憲法的基礎(chǔ)を共同で構(gòu)成しており、澳門の民主的自治に法的基盤を與えるとともに、澳門の経済?政治?文化的活力を大きく引き出してきた。現(xiàn)在進行している「粵港澳大灣區(qū)」建設(shè)は、香港と澳門が國家の発展の大局に融け込むことを後押しし、「一國二制度」事業(yè)の発展を後押しする新たな実踐ともなり、大きな將來性がある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月4日