中國中央テレビ局(CCTV)のニュース番組「新聞聯播」の放送終了間際には毎回、アナウンサーが原稿を片付ける様子が映し出されているが、それら原稿には何がどのように書かれているのだろう?19日夜、CCTVニュースセンターは微博(ウェイボー)の公式アカウントに、「新聞聯播」のアナウンサーである康輝と歐陽夏丹がそんな疑問に答える動畫を投稿した。人民網が報じた。
康輝は動畫で、原稿を見せながら、「普通の原稿とは違い、1行に9文字しか書かれておらず、字はかなり大きい。これはプロンプターに合わせた原稿」と説明。隣で歐陽夏丹が、「字が大きくはっきりしているため、読む時も助かる」と付け加えた。さらに、冗談交じりに「それなら読むのも簡単と思うネットユーザーも多いかもしれないけど」とネットユーザーのツッコミを想定し、「一度やってみて」と「反論」してみせた。
「新聞聯播」で報じられるニュースは一字一句が非常に重要で、どの文字も確実に正確に読まなければならず、ミスは許されない。康輝は、「『新聞聯播』が始まる時のテーマ曲が流れると、緊張する。事務所の同僚が以前、その曲を攜帯の著信音にしていたことがあったが、私がやめてもらった」というエピソードも紹介している。
このユーモラスな動畫はネットユーザーの間ですぐに話題となり、當稿執筆時點で、動畫の再生回數が2800萬回を超え、微博の閲覧回數も100萬回以上に達している。ネットユーザーからは、「そうだったんだ。知識が一つ増えた」、「『新聞聯播』の畫面イメージが最近大きく変わった。いいね!」などの聲を寄せている。その他、ハッシュタグ「『新聞聯播』のアナウンサーの原稿には何がどう書かれているか」が、微博の人気検索ワードにもなっていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月22日